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2017年度 第31回学園祭ルポ

 創立37周年を迎えた新宿情報ビジネス専門学校では、今年も11月23日に学園祭が開催された。毎年この日に開催されている学園祭も今回で31回目。恒例のスピーチコンテストには、日本人学生・留学生合わせて11人(前年度のサンプルスピーチを含む)の代表が出場して自身の熱き思いを発表した。

 このコンテストは1年生から選抜された学生によるもので、同校の推進するプレゼンテーション能力向上のための良いトレーニングの場になっている。将来の就職やビジネスシーンでの適応力を養うために、聴衆の前で論理的に説得力を持って話をすることは非常に重要なことである。学生たちは緊張をうまくコントロールしながら、自身の考えを巧みに表現していた。今回は「何かに熱中している人」「動物の気持ち」「努力せずに後悔しないために」や、留学生からは「日本へ来てできたこと」や「日本での引っ越しの大変さ」など、バラエティーに富んだ話題が並んだ。また、司会やタイムキーパーも留学生が務め、国際色あふれる大会となり、国際感覚の養成に大いに役立った。

 審査員の佐々木鴻先生橘家二三蔵師匠からも「私たち自身も、いろいろと気付かされることがあった」との評価をいただき、出場者や聴衆からも「とても緊張したが、将来のための良い勉強になった。」との感想や、「まったく緊張しなかった。とても気持ちがよかった」など頼もしい言葉を聞くこともできた。

 審査の結果、自分の人生をも変えることのある人との「出逢い」について述べた大塚翔偉さんの「たった一度の‟出逢い‟が人生を変える」と、亡くなられたお兄さんへ伝えられなかった想いを流暢な日本語で丁寧に発表したNOH NOH SHUNN WAI(ノ ノ シュン ワイ)さん(ミャンマー)の「時間を戻せるなら」が優秀賞を受賞。努力賞には平賀悠斗さんの「努力せずに後悔しないために」MAHARJAN RAMITA(マハルジャン ラミタ)さん(ネパール)の「幸せを感じる」、審査員特別賞には菊池駿一さんの「大家族、核家族、そして私」が選ばれた。

 審査委員長の元・都立高校国語教諭・進路指導主事(月光庵主宰)の佐々木鴻先生からはご講評を、また落語家の橘家二三蔵師匠からは学生たちへの激励と小噺を披露いただき、人の心を引き付ける話術を学ぶ良いチャンスになった。

 学生たちは各教室にてWebデザイン・CGデザイン・Androidアプリなど日頃の学習成果を発表し、模擬店ではフランクフルトや焼きそば、留学生特製のチキンパフライスなど。大教室でのカラオケ大会やゲームでは日本人学生・留学生が融合して盛り上がり、若人の歓声は冬空をものともせずに夕刻まで響き渡った。

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